こんにちは。ろぺ @rope624 です。
生きていることが苦しかったり、毎日がつまらなかったり、楽しいことも好きなこともやりたいこともない、
そういう人は自分を認められていなかったり否定していたり、自分にOKが出せていない場合が多いと思います。
今日はそんな人に向けて、少しでも生きることが楽になるヒントをお伝えできたらと思います。

一人でも多くの人が、自分らしく自分の人生を生きられる世の中になりますように。
自分の気持ちが分からない原因
生きづらさを抱えている人や、心の病になる人は、大体にして自分の気持ちに気づきにくいという傾向があると思います。
- 自分の好きなことが分からない
- 何がしたいのか分からない
- 何が食べたいのか分からない
- 何が言いたいのか分からない
こんなふうに、自分の思うことや感じることや考えることが分からないのです。自分の気持ちに気づきにくいんです。
なぜそんなことが起こるのでしょう?
それはひとつに、人に合わせて生き過ぎてきたことにあると思います。
自分を抑え込んで他人に合わせて生きてきたからです。自分軸ではなく他人軸で生きてきたからです。
自分の意見や価値観より、他人の意見や価値観を優先して生きてきたからです。
親や先生の言うことが絶対だったのかもしれません。親や先生や、大切な人や友達に嫌われないためだったかもしれません。
人に好かれたかった、愛されたかった、良い人に思われたかったからかもしれません。
どんな理由にしろ、他人の意見や価値観を優先して人に合わせて生きていると、次第に自分では物事を考えなくなります。
思考停止状態になっていきます。頭を使わなくなっていくんです。自分の頭で考えたり判断したり、決断する能力が乏しくなります。
言われたことをただ受け入れ、言われた通りに行動し、何か言われるまで行動できない人間になっていきます。
ロボットみたいに。自分の意思や気持ちがそこにはなくなっていきます。
するともう自分が何を感じ何を思っているのかすらも分からなくなります。気づけないし考えようともしなくなります。
そこは少し大変ですが、時間をかけて自分の心と向き合っていくしかありません。
今自分が何を思い、何を考えているのか、立ち止まって自分に問いただす癖をつけるんです。
自分の思うことや気持ちを片っ端からノートに書いてみるのもオススメです。(私はいつもそうしてます。)
頭で思っているだけでなく、それを文字にすることで見えてくるものがあるんです。
バカにしないでくださいね、言葉や文字の力って本当にすごいんです✨
自分にOKを出すことで世界は動き始める
もうひとつ、好きなことややりたいことが分からなくなる理由に、自分にOKが出せないことがあると思います。
何かやりたいことがあっても「やっていいよ」と自分に言ってあげられないんです。
自分に「OK」サインが出せないんです。
やりたいことがないわけでも、好きなことがないわけでもなく、それをすることを自分に許せていないんです。
やりたいことをやることも、言いたいことを言うことも、食べたいものを食べることも、
人生を楽しむことも、笑うことも、自分に許せないんです。
これはやってはダメ、これは言ってはダメ、これは食べてはダメ、こう思ったらダメ、ダメダメダメ…って、
自分にダメ出しばかりなんです。
こんな自分、私なんかがやってはいけない、自分なんかにできるわけないと、あれもこれもダメにしていると、好きなこともやりたいことも無くなっていきます。
どんどん人生が楽しくなくなっていきます。モノクロの冷たい世界になっていきます。虚しくて、重くて、なんか心にポッカリ穴が空いていて、なんで私生きてるんだろうって。
無気力になっていきます。
それが自分に「OK」サインが出せるようになると世界が回り始めます。
自分にやってもいいよ!言ってもいいよ!食べてもいいよ!と、GOサインが出せると、不思議と世界が明るく温かくなってくるんです。
あるものに目を向けて、今の自分を受け入れてみる
自分に「OK」が出せない、やることを許せない、その裏側には
今の自分を認められていない自分がいます。今の自分のままではダメだと思っているんです。
もっと〇〇にならなきゃ、もっと〇〇しなきゃ、そうでなきゃ認められない、幸せになれない、って。
〇〇にならなきゃ、〇〇がほしい、それは裏を返せば〇〇が「ない」ということです。
今自分にそれがないと思っているから、ほしいとか手に入れなきゃと思うわけです。
それが無い自分には価値がないとか、それがなければ、愛されない認められないとか思っているのかもしれません。
でも思うに、何があってもなくても人はみんな愛されていい存在です。そのままで生きていていい存在です。
それに、そうやって無いものばかりに意識を向けている限り、おそらくいつになっても心は満たされません。
ひとつ何かが手に入っても、またすぐ次の欲しいものが出てきます。ずっと何かを追い求める人生になります。
だから少し目を向ける方向を変えてみてください。あるものに目を向けてみてください。
意外と数えてみるとあるものです。ないない!足りない足りない!と思っていたはずが、あれ?意外ともってるじゃん。と気づくかもしれません。
そこに気づけると、世界は変わり始めます。
とりあえず一度、今の自分や今の状態を受け入れてみて、認めてみてほしいんです。
そして自分にOKを出してみてほしいんです。
やってもいいよ!言ってもいいよ!食べてもいいよ!オッケ〜👌マル〜🙌!って。
今の自分でもやってもいいじゃないか、今のこの自分でも「ま、いっか」って。
ダメな自分も大切な自分
自分に「OK」を出すためには、今の自分より凄くなる必要はありません。
今より頑張る必要も、いい所を増やす必要もありません。
そうではなく、ダメな部分も「OK」にすることです。
ダメな部分も、できない自分もOK!でいいんです。
人間ですから、できる事もあればできない事もあります。得意もあれば不得意もあります。
ぜーんぶひっくるめて自分です。それをいい所だけ拾い集めて自分にしなくていいんです。
いい所も悪い所も、得意も不得意も、白も黒も、光も闇も、ぜんぶまとめて「統合」して自分にしましょう。
〇と✕、良い悪いに分けなくていいんです。どっちも大切な自分なんです。
人はできない事やマイナスのことの方に目がいくようになっています。探せばキリがないです。
そればかり目につくようになって、自分の中がダメ印でいっぱいになります。
そうやって自分で自分にダメ印をペタペタ貼らなくていいんです。
うまくいったらラッキーぐらいでいい
何かを始めるときややりたいことがあるとき、今の自分ではまだダメだ、もう少し〇〇なってから、と思うかもしれませんが
それも、今の自分のままでもいいからやってみよう!と、許してみてください。
そんな気合いを入れなくとも、とりあえずでも何となくでも、なんか思いつきでとかでも何でもいいんです。
どんな自分でもぜんぜんやっていいんです。
でも心の病になる人はそれを許せません。
こんな自分…私なんか…やっちゃいけない!って。せっかくやりたいことがあってもブレーキをかけてしまいます。
そうやって自分で自分の人生をつまらなくしちゃうんです。何かに挑戦する意欲も失ってしまいます。(自分がそうだったから分かります。)
おそらく自己否定しがちな人は、いつになってもOKを出せないまま、そのうちおじーちゃんおばーちゃんになっちゃうと思うので、
上手くできなくてもOK!できてもできなくてもOK!そのくらい肩の力を抜いてみてください。
うまくいったらラッキーくらいで。結果はオマケぐらいで。案外そっちのほうが上手くいくこともあります。
やってみたら「なんだ、ぜんぜん大丈夫じゃん」「案外できるじゃん」って気づくかもしれません。
自分を否定していてもひとつもいい事なんてありません。自己否定から生まれるものなんてせいぜい無気力や虚しさくらいです。
だからぜひ、どんな自分にも「OK」を出してみてください。
ダメな自分もOK、できない自分もOK、それもぜんぶひっくるめて「わたし」なのですから。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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