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摂食障害アクションディでの生野照子先生のお言葉

摂食障害アクションディでの生野照子先生のお言葉 摂食障害

摂食障害アクションディでの生野照子先生のお言葉

先日、Twitterでおちゃずけさんが摂食障害についての素敵なツイートをしていたので、今日はそれをご紹介させてください。

ちなみに、おちゃずけさんは元摂食障害の当事者で、現在は克服されて漫画家としてご活躍されています。

「摂食障害体験記」という漫画を描かれていて、私も過去に漫画にして頂きました。

摂食障害の当事者の病気の体験談を漫画にすることで、わかり易く少しでも多くの方にこの病気のことを知ってもらおうと努めています。

「摂食障害体験記」はこちらのおちゃずけさんのブログからお読み頂けますので、ご興味がある方はぜひご覧になってみてください。

過去にもおちゃずけさんのことを少しご紹介した記事がありますので、宜しければそちらもご覧下さい。↓↓

おちゃずけさんとのコラボ漫画「希望」とおちゃずけさんのこと
今日は、わたしが昔noteに書いた「希望」というポエムをご紹介したいと思います。 この「希望」というポエム(…と勝手に呼んでいる)は、一年くらい前に自身のnoteに投稿したものです。 苦しくて苦しくて死にかけていた時に、...

 

当事者が抱える「許せない」の感情

ではさっそくそのおちゃずけさんのツイートを見ていきます。

これにはドキッとしました。私もそうだったから。

「痩せたい」より「食べたい」より「死にたい」より、『許せない』という言葉の方が、当事者の口から多く出るというのです。

つまり当事者はこの「許せない」という感情や思いを常に心の奥底に抱えていて、

その「許せない」何かと常に葛藤しているのだと思います。

 

  • 食べることを許せない
  • 太ることを許せない
  • 自分が生きてることを許せない

そうなんです、許せないんです。「自分に」許せないんです。

好きなものを好きな時に自由に食べることを、自分に許せないんです。

好きなことやしたいことを楽しむことを、自分に許せないんです。

ありのままの自分で、ありのままの姿で生きることを、自分に許せないんです。

今のままの自分ではダメだと思っているんです。

もっと○○にならないといけない、もっと○○にならないと認められない、もっと○○にならないと生きてちゃいけない、もっと○○にならないと愛されない、

もっともっと頑張らなきゃ…

今のままの自分、そのままの、ありのままの自分では、存在している価値がないと思い込んでいるんです

そう、「思い込み」なんです本当は。

生まれた時から今日までの間に、経験してきたこと、もらってきた言葉、育ってきた環境、関わってきた人、社会のルールや常識などによって、植え付けられてしまった「思い込み」なんです。

本来、人はどんな姿だって生きてていいんです。そのままの姿で、ありのままの姿で生きていていいんです。

けれど、そう思うことができなくなってしまった「何か」が、皆それぞれにあるのだと思います。

その「何か」がなんなのか、何が許せなくて何に怒っているのか、そこを明確にしていくことが大事なのではないかと思います。

 

摂食障害アクションディでの生野照子先生の言葉

毎年6月に都内で行われている「摂食障害アクションディ」という摂食障害の啓発イベントがあります。

そこでの生野照子先生の言葉も紹介されていて、とても印象的でした。

(生野照子先生は、日本摂食障害協会の理事長を務め、摂食障害の治療に生涯力を注いでおられましたが、今年の8月にご病気のためお亡くなりになられました。その功績をたたえるとともに、心より深く感謝したいと思います。)

 

 

 

 

 

摂食障害という病気の時間は、「何のために生きるのか?」「何のために生まれてきたのか?

その問いの答えを探すための大切な時間で、そのためのシェルターなのだというのです。

この言葉には、とてもしっくりきました。

以前私が書いた「摂食障害を松葉杖にして」と通ずるものがあったからです。

ひとりでは歩けなくなってしまった私が、自分の足の代わりに病気を松葉杖にしながら、病気を支えにしながらも、

自分の生きる道や、自分の生きている意味を探すために病気と共に必死に生きてきた、その姿と似ていたからです。

病気は敵ではなく味方であり、私を守ってくれていたのだということを改めて感じることができました。

摂食障害という形で、私に何かを伝えようとして来てくれたのだなと、病気はメッセージを届けにきてくれたのだなと思えました。

 

病気と手をとり合う

病気は味方、SOSのサイン

だからこそ思うのは、この病気を嫌ったりやっつけようとするのではなく、

まず受け入れ、仲良くなることではないかと思うのです。

摂食障害はとても苦しい病気なので、仲良くなるなんて言ったら少し違和感あるかとは思いますが、

病気は味方でありメッセージであり、何か大切なことを伝えに来てくれたのだと思うと、

嫌ったりやっつけようとするのはむしろ逆効果で、よけいに病気を拗らせてしまうのではないかと、自分の経験からも思います。

病気を嫌えば嫌うほど、敵に思えば思うほど、病気は大きくなって襲いかかってきたように思います。

だからまずは病気を受け入れてみる。そして耳を傾けてウンウンと話を聴いてあげる。

今の自分に必要なものだからやって来てくれたのだなと、一度受け入れてみて、握手をしてみて、

それから、ではこの子(病気)は、一体どんなことを伝えにきてくれたのかな?なぜこの病気に自分はなったのかな?と、

時間をかけて自分と向き合い、その問の答えを見つけていくことが大切なのではないかなと思います

そのための長い旅ですから、焦らずに一歩ずつ一歩ずつ、自分のペースで歩いていきましょう。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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