こんにちは。ろぺ @rope624 です。
ついに、おちゃずけさんの漫画【摂食障害体験記】の第8話「なつきさんの場合」が公開されました!
今回の主人公なっちゃん(なつきさん)は、私にとっても大切なお友達です♡
今日はおちゃずけさんの【摂食障害体験記】となっちゃんについて少しお話したいと思います。

今回の漫画の主人公のなつきです!ぜひこの記事を最後まで読んでほしいと思います。ロペさんの伝えたいことが綴られています。そして、私の漫画もぜひぜひ読んでくださいね♡
摂食障害体験記とは?
まず改めて「摂食障害体験記」がどんなものかを少しお話したいと思います。
摂食障害体験記は、漫画家のおちゃずけさん @mcyazke が摂食障害の方々にインタビューをし、その摂食障害の体験談を漫画にしたもので、
おちゃずけさんのブログで公開されています。これを書籍化するのがおちゃずけさんの夢でもあります。
私も以前漫画にして頂きましたが(摂食障害体験記⑤ロペあゆみさんの場合)、自分で読んだとき涙が溢れて止まりませんでした。
おちゃずけさんの描く漫画を通して、過去の自分に出逢えた気がしたんです。
バーチャルで幼かった頃の自分や病気でとても苦しんでいた頃の自分に会いに行ったような気がして、その時の自分を抱きしめてあげたくなりました。
おちゃずけさん自身も摂食障害の当事者だったからこそ、その情景や感情をリアルに描いてくれるんです。
これは本当におちゃずけさんにしか描けない漫画だと思います。
今回のお話も含めて現在8話ありますが、どのお話も涙なしには読めなくて、私は鼻水ダラダラで読みました💦
とにかく自分とリンクする部分や共感できる部分がありまくりなんですよね。
だからこそ、勇気をもらえるんです。
自分は一人じゃないんだ!ってこと、ここにもそこにも同じように苦しんでいる仲間がいるんだということを、気づかせてもらえるんです。
仲間の存在って本当に生きる力になります。生きる支えになります。むしろそれが全てかもしれません。
私はみんなの存在がなければここまで生きてこれませんでした。
摂食障害の皆さん、ぜひこの漫画を読んで、自分は一人じゃないこと、同じように病気と闘っている仲間がたくさんいることを知ってほしいと思います。
そして摂食障害でない皆さんも、この漫画を読むことで、こういう病気があることや、こんな風に苦しんでいる人達がいることを少しでも知って頂けたらと思います。
摂食障害体験記は、こちら⬇からお読み頂けます。
第8話「なつきさんの場合」の主人公なっちゃんのこと
今回公開された第8話の主人公は、なつきさん(ここからはなっちゃんと呼びます)です。
なっちゃんは私の大切なお友達でもあります。
なっちゃんとは摂食障害の映画を通してSNSで出逢い仲良くなりました。
お互い離れてはいましたが、SNSでやり取りをしていたので、初めて会った日も全然初めてな気がしなくて、そこにいた皆とすぐに仲良くなりました。
摂食障害という同じ苦しみをもっている仲間との絆や心の繋がりは、本当に生きる支えになることをその時知りました。
なっちゃんは、以前私が個展や合同展をやったときも、すべて準備を手伝ってくれました。
というかほとんどなっちゃんがやってくれました。いつも率先して準備も運営もしてくれて、その行動力や人への想いには毎回驚かされます。
本当に頑張り屋さんなんです。そして本当に優しくて人想いなんです。
どうしてそこまで頑張るのか、頑張れるのか、そこまで人を思いやれるのか、
今回このなっちゃんの漫画を読んで少し分かったような気がしました。
なっちゃんがここまで壮絶な人生を歩んでいたなんて、私は何も分かっていたかったと自分が恥ずかしくなりました。
少し話は聞いていたけれど、想像を遥かに超えていました。こうしておちゃずけさんが漫画にしてくださらなければ、知ることができなかったと思います。
おちゃずけさん、本当にありがとうございます。
言葉だけでは伝わりにくいことも、想像しずらいことも、おちゃずけさんが漫画にして下さることで、より多くの人によりリアルにわかり易く伝えることができるのだと思います。
今までなっちゃんがどれほど孤独だっただろうと思ったら涙が溢れて止まりませんでした。
なっちゃんは今もとても苦しんでいます。痛みと孤独と闘っています。
SNSで苦しそうな投稿を見るたび、何の力にもなれていない無力な自分が悔しくなります。
でも、なっちゃん、
なっちゃんはもうひとりじゃないからね。
離れているけど、普段は一人ぼっちかもしれないけど、ちゃんとここに仲間がいるからね。
心は隣にいるから、
一緒に生きていこう。
辛くてもいい、死にたくてもいい、それでもいいから、どんなあなたでもいいから、
私たちと一緒に生きていこう。
自分を責めなくていい、もっともっと自分を出していい、叫んで泣いて甘えていい、
弱さも汚さも醜さも、ぜんぶ出していいから。
あなたはあなたで、在ってほしい。
あなたはあなたとして、生きてほしい。
皆さんにも伝えたいこと「綺麗に生きなくていい」
これはなっちゃんだけじゃなく、摂食障害の方や生きることに苦しんでいる方、皆さんに伝えたいことなのですが、
どんな姿でもいいから生きてください。
綺麗に生きなくていいから、生きてください。
死にたいと思ってもいいんです、こんな自分って思ってもいいんです、それも大切な大切なあなたの感情です。
否定しなくていいんです。
死にたいまま生きたっていいんです。
死にたいという気持ちは、否定しなくていいと思う。それも、大切なあなたの気持ちだから。心の叫びだから。だけど、死にたい気持ちを抱えたまま生きることもできる。死にたいって言いながら、生きてたっていい。私はそうやってここまで生き伸びてきた。死にたかったけど、同時に生きたかったから。 pic.twitter.com/pkblYmP0pk
— ろぺあゆみ/筆文字アーティスト (@rope624) March 21, 2020
綺麗に完璧に生きようとしなくっていいんです。汚くていいんです。不器用でいいんです。ダメダメでいいんです。
転んだって間違えたっていいんです。どんなかっこ悪い姿も鼻水たらした姿も見せたっていいんです。
生きずらさを抱えている人や、生きることに苦しんでいる人は、おそらく綺麗に生きようとしすぎています。
完璧でいなきゃいけない、完璧に生きなきゃいけないと思っています。
いつもこうあるべきだ!こう在らなければいけない!そういう縛りで自分を苦しめています。
でもそれじゃ、生き地獄です。
生きてる限り、ずーっと、苦しいままです。
だから、少しずつでもいいから、そのぐるぐるに自分を縛っているロープを解いていってあげてください。
少しづつ緩めて、楽にして、解放してあげていってください。
もっと汚く生きていいこと、もっと間違えてもいいこと、もっと無様な姿を見せてもいいことを、知ってください。
いろんな生き方、考え方があることを知ってください。
完璧じゃなくていいんです。
間違っても転んでも、何ができてもできなくてもいいんです。
それが人間です。生き物です。
機械じゃないです。人形じゃないです。私たちは「生きもの」です。生きてます。
完璧に生きようとして、ガチガチに縛って、自分で自分の息の根を止めないでください。
人間は例外なくみんないつかは死にます。それが早いか遅いかだけです。いつ死ぬかもわかりません。
だから
いつか必ずみんな死ぬから、急いで死ななくても大丈夫です。それまでもっと気楽に行きましょう。もっと笑って生きましょう。
みんなで、寄り添いながら支え合いながら、繋がって、生きていきましょう。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!ぜひぜひなっちゃんの漫画、読んでみてほしいと思います☺

ぜひ私の漫画読んでくださると嬉しいです♡そして、少しでも皆さんの勇気や生きる力になれたら幸いです!
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